JUSE-SQiPセミナー


実践!ソフトウェア品質保証のための
メトリクス活用セミナー

~メトリクスを活用したソフトウェア品質保証の実践や指導、品質システム構築、改善の推進が可能となります!~

近年、ソフトウェアの利用分野がますます広がり、その品質の社会に対する影響度が増大する中で、ソフトウェアの品質保証を的確に実施し、品質を確保していくためには、適切なメトリクスの設定とそれに基づく品質データの収集と分析が非常に重要になっています。
当セミナーでは、開発の各フェーズにおける実践的なメトリクスの活用について、事例を交えて紹介するとともに演習により、理解の深耕、定着化を図りますので、現場ですぐに実践することができます。
メトリクスを活用した品質保証の推進を検討している開発技術者、品質管理技術者および定量的な品質システム構築を目指すプロセス改善推進担当者におすすめします。


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コースの特長

  • 計画立案から設計・製造・テスト・出荷と、ソフトウェア開発プロジェクトの進行に従った、メトリクスの活用方法(開発計画立案時のデータ活用法、設計段階において最良の設計案を選択する方法、上流工程のレビュー結果に基づく品質把握とテスト工程残存バグ数の予測、適切なテスト実施状況の監視方法、出荷可否判断の方法、弱点モジュールや問題プロセスの見つけ方)を学ぶことができます。
  • 習得したメトリクスは、演習により、理解の深耕、定着化を図りますので、現場の中ですぐに実践することができます。
  • メトリクスを活用したソフトウェア品質システムの事例を紹介しますので、自社のシステム構築、改善に役立ちます。

この講座は、こんな方におすすめです

  • ソフトウェア開発の中核として活動する、開発技術者、品質管理技術者およびプロセス改善推進担当者

参加者の声

  • メトリクス活用の重要性は理解していたが、活用方法や他社での事例等の説明があり良かった。
  • 統計的手法を取り入れた品質分析の方法を習得することができた。
  • 実際の現場の例が多く盛り込まれていたので、イメージが湧き、わかりやすかった。

プログラム

 

時 間

科    目

1日目

9:30~ 12:30

1.メトリクスはどのように活用すればいいのか
~いきなり事例!:メトリクスを活用した定量的品質管理の実際~
 1.1 ソフトウェア品質管理に求められることは
 1.2 上流工程から一貫した品質管理
 1.3 品質管理システムの運用
・品質管理システムの運用概要・潜在バグの予測・品質管理の実施

13:30~ 17:00

 1.3 品質管理システムの運用(つづき)
・バグ分析の実施,・工程移行と工程後戻り・潜在バグ予測の見直し・出荷後品質管理(演習1)品質管理の進め方

2.ソフトウェア品質保証におけるメトリクスの活用
 2.1 メトリクス活用の前に知っておくべきことは
・データの種類と特徴・データ収集と考慮点(演習2)データ分析の基本

2日目

9:30~12:30

 2.2 メトリクス活用の実際
(ケース1)開発計画立案時
(ケース2)設計時
(ケース3)設計レビュー実施時
(ケース4)テスト工程にはいるとき
(演習3)テスト工程で何件バグを検出すればいいの?

13:30~17:00

 2.2 メトリクス活用の実際(つづき)
(ケース5)テスト実施時
(演習4)テストは順調に進んでいるのだろうか?
(演習5)テストは終了していいだろうか?
(ケース6)出荷判定
(演習6)出荷可否の判断は?
(ケース7)年度単位のデータ分析による組織的改善
(演習7)改善活動の効果は?
(演習8)発注会社/担当者の品質レベルはどう評価する?

この講座の講師をご紹介いたします (敬称略)

1973年4月 日本電気(株)入社。
以来、基本ソフトウェア、サーバソフトウェア、ミドルウェア、組込みソフトウェア等の各種ソフトウェアの品質保証、品質保証技術開発、ISO9001、CMMI等のプロセス改善に従事。
1991年7月~品質保証部長、ソフトウェア生産技術部長を歴任。
2003年2月の国内初のCMMIレベル5達成を指導。2005年NECシステムテクノロジーに移籍し、中国子会社品質指導等に従事。2009年同社を退職、SQA総合研究所を設立し現在に至る。

研究論文や著書:
主な研究論文は、
・ Practice of Metrics for Basic Software Development 1995 Bulletin of the International Statistical Institute Proceedings 50th Session(Beijing) Book2 pp.709 - 726
・ソフトウェア品質保証の実際 1997 第11回日本計算機統計学会シンポジウム論文集、pp43-50  など。
著書は、「見積りの方法(実践ソフトウェア開発工学シリーズ)、1993、日科技連出版社」「ソフトウェア品質保証の考え方と技術の実際、2003、(株)トリケップス」等多数。

その他(学位,表彰,その他の特記事項):
第5回ソフトウェア生産における品質管理シンポジウム優秀論文賞受賞。
1989~ 日本科学技術連盟SQiP研究会主査、副主査
1998~2001 山梨大学工学部コンピュータ・メディア工学科非常勤講師

真野 俊樹
SQA総合研究所
代表エグゼクティブコンサルタント

セミナー申し込み

回数

日程

会場

申込
第1回 2015年7月29日(水)~30日(木) 日科技連・東高円寺ビル [an error occurred while processing this directive]
第2回 2016年1月28日(木)~29日(金) 日科技連・東高円寺ビル [an error occurred while processing this directive]

セミナーの日程、開始・終了時刻、カリキュラム、会場は、都合により変更することがあります。
また、諸般の事情によりセミナーの開催を中止することがありますので、あらかじめご了承ください。

留意事項・備考

  • 本コースは、PDU対象コース(13PDU)(カテゴリーA)です。
  • 「PMI」、「PMP」、「Project Management Professional」および「PMBOK®ガイド」は、米国Project Management Institute, Inc. の米国その他の国における登録商標です。
  • 同一セミナーを複数回受講された場合、2度目以降はPDUの申請はできません。

参加費(税込)

参加費用 57,240円(一般)/49,680円(会員)

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問い合わせ先

教育推進部 第二課
TEL:03-5378-9813
FAX:03-5378-9842
E-Mail:sqip@juse.or.jp
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