本セミナーは、PMP(r)向けのPDU発給の認定対象となっています。
PDU発給申請者は、14PDUを獲得できます。

資格対応コース

ソフトウェア品質技術者初級セミナー

2013年度セミナーはこちら

― 「ソフトウェア品質技術者資格認定制度(JCSQE)」対応 ―

当セミナーオリジナル「ソフトウェア品質一連の演習」にて教育効果が倍増します! 

当セミナーは、「ソフトウェア品質知識体系ガイド(SQuBOK Guide)」に基づいたソフトウェア品質技術を体系的に、短期間で効率的に解説します。「レビュー技法→テスト設計技法→品質分析→再発防止」の一連のグループ演習で
「ソフトウェア品質」の実践スキルを身につけることができます。

申込みはこちら

この講座は、こんなことが学べます

  • ソフトウェア品質技術を体系的に、短期間で効率的に学べます。
  • 「欠陥除去と作り込み防止」に重点を置いて解説します。
  • 演習では本コースオリジナルのMP3プレーヤーの題材を一貫して用います。

カリキュラム

カリキュラム 2日間

1日目

時間 科目 主要内容
9:30~ 10:45 ソフトウェア品質マネジメント概論 品質の考え方、品質のマネジメント
10:55~ 14:35 レビュー技法(演習含む) 観点別レビュー、チェックリスト、インスぺクション、グループ演習
14:45~ 17:35 テスト技法(演習含む)  テストとは、テストケース設計、主要なテスト技法、テストケース作成の演習

2日目

時間 科目 主要内容
9:30~12:10 品質メトリクス(演習含む) 定量的管理の意義、プロダクト・プロセスメトリクス、テスト管理、グループ演習(テスト管理図の見方)
13:10~ 15:50 再発防止(演習含む) バグ原因分析、再発防止、グループ演習(原因分析)
16:00~ 17:30 ステップアップのために、
質疑応答、まとめ 
セミナーの振り返り、ステップアップに向けて

この講座は、こんな方が対象です

  • ソフトウェア品質に関するすべての技術者
  • プロジェクトの一員として開発業務や品質管理業務などを担当したことのある方
  • 技術者・管理者・品質保証担当として次のステップを目指す方
  • ※「ソフトウェア品質知識体系ガイド-SQuBOKガイド-」を、少なくとも一回は読んだことがある程度の知識レベルの方が参加されるとより教育効果が高まります。

この講座の講師をご紹介いたします (順不同、敬称略)

1968年4月 日本電信電話公社入社  
同 データ通信本部で4つの地方銀行システム開発に従事
その後 電電公社仕様のコンピュータシステムDIPSシステムの支援・開発企画
銀行システムのプロジェクトマネージャ、リーダ ソフトウェアの生産性・品質部門
NTTデータの開発標準手順  STEAD作成を指揮
NTTデータのデミング賞受審
1997年4月 品質保証部長退職
1997年4月~2000年10月 日本電話施設(株)東京支社長
2000年10月~2003年9月 NDSシステック(株)取締役社長
2003年10月 日本電話施設(株)顧問
2004年2月 (株)システムSWATを設立

香村 求
システムSWAT代表取締役









辰巳敬三
富士通(株)

ソフトウェア品質マネジメント、とくにメトリクスに関する研究に従事。

研究論文や著書:
共訳『演習で学ぶ ソフトウェアメトリクスの基礎』日経BP(2009)
共著『ソフトウェア品質知識体系ガイド―SQuBOK Guide』オーム社(2007)

その他(学位,表彰,学会活動,その他の特記事項):
早稲田大学大学院理工学研究科経営システム工学専門分野博士後期課程退学
日本科学技術連盟SQiPソフトウェア品質委員会副委員長
情報処理学会平成21年度山下記念研究賞受賞

野中 誠
東洋大学 経営学部
経営学科 准教授

富士通(株)入社以来、基本ソフトウェア開発、ソフトウェア検査、品質保証部の業務に従事。ソフトウェア品質担当部長、特許推進担当部長などを歴任後、北陸先端科学技術大学院大学IPオペレーションセンターチーフ客員教授、特任教授を経て現職。

堀田 文明
デバッグ工学研究所
技師長

・ 日本電気株式会社 入社。サーバ/メインフレーム/ストレージ等の基本ソフト/ミドルソフトウェアの品質保証部門へ配属。以来、ソフトウェアの品質保証およびCS向上に従事。
・ 担当組織にてCMMIレベル5達成(リーダーとして推進)。中国を中心とするオフショア開発の品質・生産性向上においても、中心的な立場で改善を推進。2007年より現職
・ ソフトウェア品質保証およびプロセス改善の専門家として、NEC社内のソフトウェア開発組織の改善にも取り組む
・日本科学技術連盟SQiPソフトウェア品質委員会副委員長

誉田直美
日本電気(株) ソフトウェア生産革新部 主席品質保証主幹

電気通信大学通信機械工学科卒業/(株)日立製作所入社後、大型コンピュータ用基本ソフトウェア開発、品質保証、大規模業務ソフトウェア品質保証等に従事。その後、情報システム工場 生産技術部長として、ソフトウェア生産性向上推進や日立技術研修所で全社技術教育規格推進、同新横浜研修センタ長として情報ソフトウェア技術教育推進を担当。2003年 鳥取大学より博士(工学)号授与/2004年 つくば国際大学就任。現在に至る

保田勝通
つくば国際大学 産業社会学部 産業情報学科 教授

現職:
日本HP テストツール導入支援コンサルタント
経歴:
製造メーカーにて原価管理システム、生産管理システム構築プロジェクトメンバー 
ソフトハウスのテストエンジニア、テストチームリーダー
パッケージソフト、情報システム、プリンタドライバなどのテスト
その他活動:
JaSST実行委員、SQiPステアリング委員、JSTQB技術委員
「テストPressVol.1,5」「システム開発ジャーナル」へ執筆
「現場の仕事がバリバリ進むソフトウェアテスト手法」
外部講演(日科技連セミナー,ベンダーセミナー)

湯本 剛
日本ヒューレット・パッカード(株) シニアコンサルタント

セミナー申し込み

回数

日程

会場

申込
第1回 4月24日(火)~25日(水) 日科技連・東高円寺ビル
第2回 6月25日(月)~26日(火) 日科技連・東高円寺ビル
第3回 10月9日(火)~10日(水)
日科技連・東高円寺ビル
第4回 2月12日(火)~13日(水) 日科技連・東高円寺ビル
第5回(臨時) 8月29日(木)~30日(金) 日科技連・東高円寺ビル

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セミナーの日程、開始・終了時刻、カリキュラム、会場は、都合により変更することがあります。
また、諸般の事情によりセミナーの開催を中止することがありますので、あらかじめご了承ください。

留意事項・備考

  • 本コースは、PDU対象コース(14PDU)(カテゴリーA)です。
  • 「PMI」、「PMP」、「Project Management Professional」および「PMBOK(R)ガイド」は、米国Project Management Institute, Inc. の米国その他の国における登録商標です。

参加費

参加費用 68,250円(一般)/63,000円(会員)

セミナー詳細

【第1日目】

午前

午後

■ソフトウェア品質
■マネジメント概論
1.品質の重要性
・ソフトウェア品質の現状
・品質向上は事業上の優先課題
・品質を追求すれば生産性は後からついて来る
2.品質の考え方
・品質とは
・ソフトウェアの品質特性
・品質に関連する考え方
3.品質のマネジメント
・品質のマネジメント
・ソフトウェアの品質マネジメントの特徴
・プロセスモデル
・本セミナーで想定する開発プロセス、欠陥の定義
・V&V、ソフトウェア測定、検査

■レビュー技法(演習含む)
1.レビューの概要
・欠陥見逃しの実態
・レビューの目的、対象成果物、原則、方法の分類・比較
・発見・記録する「欠陥」とは、具体的指針、欠陥分類
2.インスペクション
・概要、プロセスの全体像、効果
・インスペクションのポイント
3.レビューでの指摘項目
・機能設計・要求仕様に対する指摘項目
4.個人レビューの具体的手法
・チェックリスト(CBR)、利用シナリオ(SBR)、
観点(PBR)に基づく方法
・手法とレビューの有効性・効率性
5.レビューのマネジメント
・典型的問題と解決指針
・レビューの計画と知識の共有・活用

■テスト技法(演習含む)
1.テスト:概要
・テストとは
・開発工程とテスト工程
・テストに関する作業
2.テストケース設計
・テストケース設計の流れ
・テスト技法
3.主要なテスト技法
・「ブラックボックステスト」
同値分割、境界値テスト、デシジョンテーブルテスト、
状態遷移テスト
・「ホワイトボックステスト」
制御フローテスト
4.テスト技法の選択と組み合わせ


【第2日目】

午前

午後

■メトリクス、品質分析・評価(演習含む)
1.定量的管理の概要
・定量的管理/メトリクスの意義、概念図
2.プロダクトメトリクス
・出荷後の欠陥密度、ベンチマークデータ
・成果物規模:コード行数
3.プロセスメトリクス
・上流工程の欠陥摘出率
・インスペクション評価メトリクスの目標値例
4.テスト進捗マネジメント
・テスト管理図の見方

■再発防止(演習含む)
~バグ原因分析からのフィードバック~
1.再発防止活動の意義
・再発防止活動の目的/対象/活動とQCDの改善
2.バグ分析とフィードバック
・バグの処置と再発防止と原因分析
3.プロセスの改善
・バグ低減と問題分析(品質中心)
・バグレポートと集計と問題解決への取り組み

■ステップアップのために
・セミナーの振り返り

■質疑応答、まとめ
・ステップアップに向けて

参加者の声

  • これまで現場で行っていたバグの原因分析は“悪い例”であり、本質的な原因分析の必要性を実感することができ、非常に有益であった。
  • 講義→演習という流れが、理解を深めるためには一番効率の良い方法であると感じ、実のある時間を過ごすことができた。
  • JCSQE資格の受験対策としても有意義だった。

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問い合わせ先

教育推進部 第二課
TEL:03-5378-9813
FAX:03-5378-9842
E-Mail:sqip@juse.or.jp
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