ものづくり小規模事業者等人財育成事業教育助成金対象コース

実践!ソフトウェア品質向上の
ための技術者セミナー

~ソフトウェア品質技術を確実に身につけたい方におすすめ!~

演習を中心とした参加型のセミナーです。

ソフトウェアを開発するうえで、ソフトウェア開発技術、プロジェクト管理技術、品質管理技術など、様々な技術が必要となります。
また、ソフトウェア開発における、QCD(Quality:品質、Cost:コスト、Delivery:納期)を維持し、改善するために、プロジェクトや組織単位で、継続的に改善活動を実施することも大切です。

当セミナーでは、ソフトウェアを開発するうえで必要となる基本的な開発技術や管理技術を、演習やディスカッションを交えながら体系的、実践的に習得できます。


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コースの特長

  • ソフトウェア開発技術や品質マネジメント技術の基本的な考え方、手法の本質的意義、技術者に求められるマインドなど、ソフトウェア品質の“哲学”を学ぶことができます。
  • ソフトウェア品質管理/品質保証の考え方および品質改善の方法を学べます。
  • 要求開発から検査までの各工程におけるソフトウェア開発技術について学び、演習によりそれらの具体的な活用方法を習得できます。
  • 理論だけでなく、実践的事例を盛り込んだテキストを使用します。
  • グループ演習では、他の受講者とのコミュニケーションによる「新たな気づき」を得られます。
  • オブジェクト指向設計に不慣れな方を主な対象に「補講」を実施する予定です。
    設計の基礎知識を、より詳しく習得できます。

この講座は、こんな方におすすめです

  • あらゆる分野でのソフトウェアの開発・生産に従事している技術者、プロジェクトリーダー、SEの方
  • ソフトウェア設計・開発をひととおり経験し、今後、さらに高いレベルを目指す方

参加者の声

  • 不具合を上流工程でつぶすことがコスト削減のための近道だということを学んだ。
  • 品質保証の担当でも、補講というフォローがあり設計開発について大変理解しやすかった。

プログラム

 

 

時 間

科    目

主 要 内 容

前期

1 日目

9:30~17:00

ソフトウェアの品質保証の基本

ソフトウェアの品質と品質保証
ソフトウェア開発プロセス
ソフトウェア品質保証活動の実践
プロジェクト管理の考え方・原則・手順
実践的なプロジェクト管理のポイント

2 日目

レビュー技法

レビュー技法の概要, インスペクション技法の概要
レビューでの指摘項目
レビューのマネジメント・定量的な分析手法

3 日目

ソフトウェア要求

要求定義とシステム開発(要求の種類、機能の獲得他)
要求定義とヒューマン・コミュニケーション(コミュニケーション・プロトコル、伝わるドキュメント)
要求定義とモデリング(モデルの対象、モデルの要求他)

後期

1 日目

9:30~17:00

品質を追求した設計

設計の基本
設計の原則(オブジェクト指向設計)
モデルレビュー手法
テスト駆動開発

2 日目

品質向上のための
ソフトウェアテスト

テストの役割と全体像
テスト技術
テスト計画
テスト結果分析・報告

3 日目

開発プロセスの改善

問題意識
プロセス改善活動の進め方
計測と分析

 

この講座の講師をご紹介いたします (順不同、敬称略)

板倉塾塾長
(株)イネーブルツリー,イマテック,ビズモ顧問
 日本品質管理学会ソフトウェア部会 会員
 日本科学技術連盟SQIP 委員
 日本プロジェクトマネージメント協会 SIG コアメンバー
富士通、NTTコムウェア、セゾン情報システムズを経て現職。1967年から100万円から100億円を越える幅広いコンピュータシステム開発プロジェクトで様々な役割を果たしてきた。現場の体験を法則にすることが趣味。

(主な著書)「情報科学コアカリキュラム講座 情報システム構成論」 丸善出版
「実践ソフトウェア開発工学シリーズ スーパーSE」 日科技連出版
「スーパーSEがすすめる 知のモデリング」日科技連出版 (橋本惠二と共著)
「スーパーSEによるプロジェクトの解明」 板倉稔編著 
植野俊雄、斎藤謙二郎、佐藤光彦と共著 日科技連出版  

板倉 稔
(株)イネーブルツリー 顧問

1991年 ヤマハ株式会社入社
      スポーツ用品開発に従事
1998年 全社品質保証部門にてソフトウェア開発プロセス改善に従事
      その後、電子楽器開発部門でプロセス改善業務を担当後、現職

日本科学技術連盟 SQiPソフトウェア品質委員会 委員

著書:「データ指向のソフトウェア品質マネジメント
(日科技連出社、共著、2012)
2013年度日経品質管理文献賞 受賞

小池 利和
ヤマハ(株)
品質保証部 DMI品質保証室
品質管理G

1962年(株)日立製作所入社。1965年以来ソフトウェア開発事業部、情報システム事業部および関連会社において、ソフトウェアの品質保証、ソフトウェアテスト、ソフトウェアプロセス改善、PM普及などに従事。
2007年、NARAコンサルティングを立ち上げ、現在はソフトウェア開発のコンサルタント業務を展開している。

研究論文や著書:
ソフトウェア品質保証入門(日科技連出版、2008)
ソフトウェア品質知識体系ガイド(共著、オーム社、2007)
ソフトウェアテストと品質保証の実際(共著、日本テクノセンター、1999)
 

奈良 隆正
NARAコンサルティング 代表

1987年東芝ソフトウェアエンジニアリング入社。ワードプロセッサ、デジタルテレビ、携帯電話などの開発に従事。2000年エンジニアリング会社の合併に伴いソフトウェア開発事業部のプロセス改善代表としてソフトウェア開発部門のプロセス改善・品質向上に従事。2013年全社品質保証チームに異動し、システム/ハードウェアを含む開発能力向上に取り組んでいる。

阪本 太志
東芝デジタルメディアエンジニアリング(株)企画担当品質保証チーム
シニアスタッフ

30年以上、PC上の業務パッケージ開発を開発。主に、情報系及び基幹系の基盤開発を担当。
2007年頃から本格的にシステムテストの自動化に取り組み、社内ツールの開発や自動テスト運用環境の構築を行っている。
現在、月間数千から数万のテストケースを実行している。

研究論文や著書:
ソフトウェア品質知識体系ガイド -SQuBOK Guide-(第2版)策定部会メンバー

その他:
SQiP運営委員及びSQiPシンポジウム委員

小井土 亨
株式会社OSK
R&D本部 開発技術部
AP基盤技術課

現職:
日本HP テストツール導入支援コンサルタント

経歴:
製造メーカーにて原価管理システム、生産管理システム構築プロジェクトメンバー 
ソフトハウスのテストエンジニア、テストチームリーダー
パッケージソフト、情報システム、プリンタドライバなどのテスト

その他活動:
JaSST実行委員、日本科学技術連盟 SQiPソフトウェア品質委員会 委員、JSTQB技術委員
「テストPressVol.1,5」「システム開発ジャーナル」へ執筆
「現場の仕事がバリバリ進むソフトウェアテスト手法」
外部講演(日科技連セミナー,ベンダーセミナー)

湯本 剛
日本ヒューレット・パッカード(株) シニアコンサルタント

セミナー申し込み

回数

日程

会場

申込
第1回 前期 2015年10月19日(月)~21日(水) 日科技連・東高円寺ビル [an error occurred while processing this directive]
後期 2015年11月24日(火)~26日(木)

セミナーの日程、開始・終了時刻、カリキュラム、会場は、都合により変更することがあります。
また、諸般の事情によりセミナーの開催を中止することがありますので、あらかじめご了承ください。

留意事項・備考

  • 本コースは、PDU対象コース(39PDU)(カテゴリーA)です。
  • 「PMI」、「PMP」、「Project Management Professional」および「PMBOK®ガイド」は、米国Project Management Institute, Inc. の米国その他の国における登録商標です。
  • 同一セミナーを複数回受講された場合、2度目以降はPDUの申請はできません。

参加費(税込)

参加費用 135,000円(一般)/118,800円(会員)

セミナー詳細

後日公開

 

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問い合わせ先

教育推進部 第二課
TEL:03-5378-9813
FAX:03-5378-9842
E-Mail:sqip@juse.or.jp
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