JUSE-SQiPセミナー

本セミナーは、PMP(r)向けのPDU発給の認定対象となっています。
PDU発給申請者は、基礎編は6.5PDU、技法編は14PDUを獲得できます。
基礎編・技法編を3日間コースで修了された方は、基礎編と技法編をそれぞれ発給申請ください。

2013年度 新規セミナー

データ指向のソフトウェア品質マネジメントセミナー
(基礎編・技法編)NEW!

~ソフトウェア品質データ分析の技法とノウハウを学ぶ~

すでにソフトウェアメトリクスを収集している組織にとってもこれからという組織にとっても、収集したメトリクスをどのように分析、活用するかは大きな関心事であり、また悩みも多いのではないでしょうか。
そして、悩みの原因として多いのが、『適切な分析、活用方法を知らない』。書籍などを参考にして分析を試みたものの、『解決したい問題やデータに対してどの手法がマッチしているか分からないため、そこで途方に暮れてしまう』、『試しにやってはみたものの本当に結果が正しいのか自信が持てない。そのため、分析結果からアクションに結び付けられない』など、結果的に何も変わらない、マネジメントに役立っていないというケースをよく耳にします。
 当セミナーでは、ソフトウェア開発の分野で実際に適用されているデータ分析技法、品質管理手法などを、統計解析ソフトウェアパッケージ「R」を用いてパソコンによる演習を交えて実践的に学びます。実際の現場でのメトリクスを使用して、ソフトウェア開発で各種手法を適用する際の注意点やノウハウなども解説し、これらの悩みを解決していきます。

申込みはこちら

この講座は、こんなことが学べます

【基礎編】

  • ソフトウェアメトリクスの基礎と理論を体系的に説明します。
  • プロダクトとプロセスのメトリクスの両面を取り上げます。
  • 単に測る方法だけでなく、その解釈の仕方や、改善のヒントを解説します。
  • JSCQE 初級試験のメトリクス関連の内容がばっちり分かります。
  • 参考書籍として、『演習で学ぶソフトウェアメトリクスの基礎』(日経BP社)を配付いたします。

【技法編】

  • 「事実に基づく管理」を実践する理由が分かります。
  • データという客観的事実を適切に分析し、アクションにつながる分析を行うスキルが身につきます。
  • 一人一台パソコンを使用し、演習中心に具体的な分析例を用いて実践的に学べます。
  • 書籍『データ指向のソフトウェア品質マネジメント』(日科技連出版社)をテキストとします。

テキスト
テキスト『データ指向のソフトウェア品質マネジメント』

プログラム

 

時 間

午前

午後

1日目
基本編

9:30~17:00

・概論
意思決定量的管理の必要性事実に基づく管理・プロダクトを測るレビューやテストの進捗管理のための結合度、複雑度、凝集度(演習を含む)

・プロセスを測る
プロダクトとプロセスのメトリクス
・事例紹介
可視化する事例
・総合質疑

2日目
技法編

9:30~18:00

・データ分析手法、品質管理手法概論
データ分析手法、品質管理手法の全体像とそれぞれの 目的、活用方法を解説
・統計パッケージRの基本操作
RおよびRコマンダーの基本操作、データハンドリング~ グラフ化、基本統計量の出力程度まで

・ソフトウェア開発における品質コスト分析統計手法の基礎、ヒストグラム、検定品質管理手法の紹介(品質コスト分析、管理図)

3日目
技法編

9:30~17:00

・レビューの品質向上のための予測モデルの構築
・相関、回帰分析を通して 欠陥、工数、規模の測定

・実践演習
与えられたデータセットを使って、習得した手法を組み合わせて一連の分析の流れを実践

 

この講座は、こんな方が対象です

  • ソフトウェアメトリクスを品質マネジメント、プロセス改善開発力向上などに役立てたいと考えている方(ソフトウェア開発技術者、品質管理・保証担当者、プロセス改善担当者など)ならどなたでも参加していただけます。

この講座の講師をご紹介いたします (順不同、敬称略)

小池 利和
ヤマハ(株) デジタル楽器事業部 品質保証部 品質管理G 担当課長

小室 睦
富士フイルムソフトウエア㈱
ソフトウエア技術本部

ソフトウェア品質マネジメント、とくにメトリクスに関する研究に従事。

研究論文や著書:
共訳『演習で学ぶ ソフトウェアメトリクスの基礎』日経BP(2009)
共著『ソフトウェア品質知識体系ガイド―SQuBOK Guide』オーム社(2007)

その他(学位,表彰,学会活動,その他の特記事項):
早稲田大学大学院理工学研究科経営システム工学専門分野博士後期課程退学
日本科学技術連盟SQiPソフトウェア品質委員会委員長
情報処理学会平成21年度山下記念研究賞受賞

野中 誠
東洋大学 経営学部
経営学科 准教授

2003年早稲田大学大学院博士後期課程修了、博士(情報科学)。
同大学助手、国立情報学研究所助手を経て08年より同大学理工学術院准教授、同研究所客員准教授。10年より早稲田大学グローバルソフトウェアエンジニアリング研究所所長。再利用と品質保証を中心としたソフトウェア工学の研究、教育に従事。
情報処理学会代表会員、同学会論文誌編集委員、情報規格調査会SC7/WG20主査、日本科学技術連盟研究会副委員長、IEEE Computer Society Japan Chapter Treasurer, 電子情報通信学会ソフトウェアサイエンス研究会幹事補佐、日本ソフトウェア科学会論文誌編集委員。著書に『ソフトウェア品質知識体系ガイド -SQuBOK』『ソフトウェアパターン』『AspectJによるアスペクト指向プログラミング入門』『ロボットレースによる組込み技術者養成講座』ほか。訳書に『演習で学ぶソフトウェアメトリクス入門』『ユースケースによるアスペクト指向ソフトウェア開発』。

鷲崎弘宜
早稲田大学 基幹理工学部
准教授

セミナー申し込み

回数

日程

会場

申込
第1回基礎編(1日間) 2013年5月14日(火) 日科技連・千駄ヶ谷本部ビル
第1回技法編(2日間) 2013年5月15日(水)~16日(木) 日科技連・千駄ヶ谷本部ビル
第1回基礎編+技法編(3日間) 2013年5月14日(火)~16日(木) 日科技連・千駄ヶ谷本部ビル
第2回基礎編(1日間) 2014年1月14日(火) 日科技連・東高円寺ビル
第2回技法編(2日間) 2014年1月15日(水)~16日(木) 日科技連・東高円寺ビル
第2回基礎編+技法編(3日間) 2014年1月14日(火)~16日(木) 日科技連・東高円寺ビル

カリキュラム~3日間コース ※基礎編(1日目)だけを選択するコース、技法編(2、3日目)だけを選択することもできます

留意事項・備考

  • 本コース(基礎編)は、PDU対象コース(6.5PDU)(カテゴリーA)、(技法編)はPDU対象コース(14PDU)(カテゴリーA)です。
  • 「PMI」、「PMP」、「Project Management Professional」および「PMBOK(R)ガイ ド」は、 米国Project Management Institute, Inc. の米国その他の国における登録商標です。

参加費

参加費用 【基礎編(第1日目のみ)】 31,500円(一般)/26,200円(会員)
【技法編(第2、3日目のみ)】  57,750円(一般)/52,500円(会員)
【基礎編+技法編(3日間)】  73,500円(一般)/68,250円(会員)

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問い合わせ先

教育推進部 第二課
TEL:03-5378-9813
FAX:03-5378-9842
E-Mail:sqip@juse.or.jp
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