ソフトウェア品質技術者資格認定 中級試験スタート!
~ソフトウェアの品質技術を高め、継続的・効果的に品質向上を目指す~
財団法人 日本科学技術連盟
SQiP事務局
[参考]
ソフトウェアの品質向上に関する知識を効率的に身につける手段としての資格認定制度
私たちSQiPは、ソフトウェア品質に関する資格認定制度「ソフトウェア品質技術者資格認定制度」を
2008年12月に創設しました。上級・中級・初級のうち、現在は初級のみ実施されています。
資格認定制度の概要はhttp://www.juse.or.jp/software/35/ をご覧いただきたく思いますが、毎回、定員を大幅に上回る
受験申し込みがあり、改めて、近年の品質確保への強い要求を実感しています。
資格認定制度は、ソフトウェアの品質向上に関する知識を効率的に身につける一つの手段として利用いただきたいと考えていますが、以下のような様々な立場の方に有効です。
- 品質向上に関する知識が不足している方 ……
資格認定制度をきっかけとして包括的な知識を体系的に学んでください! - 既に十分な知識を有している方 ……
自分の知識を体系的に整理して自信を深め、さらなる活用に励んでください! - 組織を率いる立場の方 ……
組織の持つ知識の底上げによって効果的な品質向上を行えるよう体質改善を始めてください!
この資格認定制度は前述のようにあくまでも手段です。大事なことは、ソフトウェアの品質向上に関する包括的かつ体系的で本質的な知識を身につけ、効果的な策を継続的に実施することです。多くの組織や多くの技術者・管理者・経営者が、この資格認定制度をきっかけとして品質向上が実現できれば、これほど嬉しいことはありません。
資格試験の詳細はこちらから(9月中旬に試験のご案内の更新をいたします) ⇒ http://www.juse.or.jp/software/35/
(1)各試験の特徴
ソフトウェア品質技術者資格制度は、初級、中級、上級の3段階の資格により構成されます。上級の試験については今後新設して行く予定です。
- ①初級 ソフトウェア品質知識を知っており、知識を使えるレベル
(開発プロジェクト内のレビューやテストといったタスクを確実に遂行できるレベル)。
〔ITSSレベル1~3相当 選択問題 40問〕
- ②中級 <2010年11月実施>ソフトウェア品質知識を詳しく理解し、現実フィールドで応用できる
(プロジェクト全体のソフトウェア品質確保をリードできるレベル)。
〔ITSSレベル3~4相当 選択問題 + 小論文〕
- ③上級 <今後検討予定>ソフトウェア品質知識を熟達しており、実務に応用できる
(ソフトウェア開発組織のソフトウェア品質向上をリードできるレベル)。
〔上級 ⇒ITSSレベル5~相当 論文 + 業務経歴書 + 面接〕