JUSE-SQiPセミナー

XDDPの導入、活用による開発プロセスの改善セミナー
-XDDPを活用した品質と生産性の劇的改善のノウハウ-

~派生開発を制覇しなければ、明日はない!~

今日、組み込み系システムだけでなく、パッケージソフトや制御系ソフト、エンタプライズ系においても、いわゆる派生開発によるシステム開発が頻繁に行われるようになりました。しかしながら、派生開発によって開発されたソフトウェアから多くのトラブルが発生しています。

派生開発の問題は、派生開発の要求そのものが多様であるのに対して、多くの現場で行われている開発プロセスが、派生開発の要求にマッチしないために起きています。その状況の中で多くのバグに見舞われ、繰り返される手戻り作業がソフトウェア技術者の疲弊を招いています。
組織によっては90%以上がこのような派生開発という現実があり、この混乱が解消しないことでプロセス改善活動も形骸化してしまいます。それでも常に変化する市場の要求に応えていくためには、プロセスを改善し続けなければならないというジレンマの中に置かれています。

このような派生開発の場面において効果的なプロセスを提供するのが「XDDP(eXtreme Derivative Development Process)」という派生開発専用の開発アプローチです。この開発アプローチは「USDM(Universal Specification Describing Manner)」という要求仕様化の方法と「PFD(Process Flow Diagram)」という要求にマッチするプロセスを自在に設計する方法の支援を受ける形で構成され、多様な要求に対応することができます。
実際、これまで多くの現場においてその効果は確認されています。

当セミナーでは、品質関係部門の方々に、このXDDPを導入し、プロセス改善活動と組み合わせることで劇的な成果につなげる方法を、XDDP生みの親である清水吉男先生から伝授いたします。


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コースの特長

  • XDDP生みの親である清水吉男先生から直接指導を受けることができます。
  • XDDPを活用して、開発プロセスを変化させることができます。
  • XDDPの導入障壁となっている“組織標準プロセス”を見直すきっかけとすることができます。
  • 1人1台パソコンを使用し、演習をまじえて実践的に学べます。

この講座は、こんな方におすすめです

  • XDDPを導入している企業・組織の方
  • XDDPの導入を検討している企業・組織の方
  • プロジェクトにおいてプロセスの保証を担当している方

※大きな効果を産み出すために、1社から品質部門と設計部門の両担当者の参加をおすすめします。
※本コースを受講にあたって、より理解を深めていただくために、「ソフトウェア品質部門のためのXDDP入門コース」の受講をおすすめします。

参加者の声

  • USDMで記述された要求仕様書の実例を見ることができて参考になった。
  • XDDPの根底にある、プロセス改善の考え方・取り組み方について、講師の経験も加えてわかりやすく説明いただき、
    非常に良かった。

プログラム

 

時 間

主 要 内 容

1日目

10:00~12:30

・混乱する派生開発
派生開発の特徴とプロセスの実態

・プロセス改善の意味と現状

・派生開発におけるプロセス改善の意義
組織標準のあり方/派生開発のプロセス改善の効果

13:30~17:30

・XDDPの復習
標準的派生開発アプローチ/追加機能要求仕様/変更要求仕様を含む3点セット

・USDMの効果を実感してみよう

2日目

9:30~12:30

・派生開発におけるプロセスの保証
・PFDを読む/プロセスの定義から設計へ
・変化を安定させる意味

13:30~17:00

・PFDによるプロセスの評価ポイント
PFDで何が分かるのか?

・XDDPプロセスを設計してみよう
PFDを使ってXDDPによるプロセスを設計する

この講座の講師をご紹介いたします (敬称略)

1968年にソフトウェアの世界に入り、実質的にフリーの立場で、企業の一般的なビジネスシステムやオンラインシステムの開発に携わる。この間に漏れない要求仕様の表記法を体得。 1977年に組み込みシステムの世界に転向し、世界で最初のレジスタのクラスターシステムによる5万アイテムの単品管理システムや、インクジェットプリンターなど多くの製品の開発を手掛ける。ここで「XDDP」を編み出して派生開発の機会に対応。 1983年に株式会社システムクリエイツを設立し、構造化手法を中心としたコンサルティング活動を開始。
1991年にCMMとの遭遇を機にそれまでの成功体験を元にして、要求の仕様化(USDM)や派生開発アプローチ(XDDP)を確立、またPFDというプロセスの表記法を使った自在なプロセスの設計方法を開発し、それらを活用する形で1995年から「QCD」の改善を目標にしたコンサルティング活動に入り今日に至る。 2010年に「派生開発推進協議会」(http://affordd.jp/)を設立し、「XDDP」や「USDM」など派生開発に関する技術の普及活動を開始。

研究論文や著書:
「要求を仕様化する技術・表現する技術」(技術評論社)
「派生開発を成功させるプロセス改善の技術と極意」(技術評論社)
「わがSE人生に一片の悔いなし」(技術評論社)
「SEの仕事を楽しくしよう」(SRC)
「硬派のホームページ」URL http://homepage3.nifty.com/koha_hp/

    ◆講師からのメッセージ◆
  • 今日、組み込み系システムだけでなく、パッケージソフトや制御系ソフト、エンタプライズ系においても、いわゆる派生開発によるシステム開発が頻繁に行われるようになりました。しかしながら、派生開発によって開発されたソフトウェアから多くのトラブルが発生しています。
  • 派生開発の問題は、派生開発の要求そのものが多様であるのに対して、多くの現場で行われている開発プロセスが、派生開発の要求にマッチしないために起きています。その状況の中で多くのバグに見舞われ、繰り返される手戻り作業がソフトウェア技術者の疲弊を招いています。
  • 組織によっては90%以上がこのような派生開発という現実があり、この混乱が改善されない状況では混乱が解消しないことでプロセス改善活動も形骸化します。それでも常に変化する市場の要求に応えていくためには、プロセスを改善し続けなければならないというジレンマの中に置かれています。
  • このような派生開発の場面で効果的プロセスを提供するXDDPをプロセス改善活動と組み合わせて、品質と生産性の劇的改善を実現してほしいと思います。

清水 吉男
(株)システムクリエイツ
代表取締役

セミナー申し込み

回数

日程

会場

申込
第1回 2015年7月6日(月)~ 7日(火) 日科技連・東高円寺ビル [an error occurred while processing this directive]
第2回 2015年11月5日(木)~ 6日(金) 日科技連・東高円寺ビル [an error occurred while processing this directive]

セミナーの日程、開始・終了時刻、カリキュラム、会場は、都合により変更することがあります。
また、諸般の事情によりセミナーの開催を中止することがありますので、あらかじめご了承ください。

留意事項・備考

  • 本コースは、PDU対象コース(13PDU)(カテゴリーA)です。
  • 「PMI」、「PMP」、「Project Management Professional」および「PMBOK®ガイド」は、米国Project Management Institute, Inc. の米国その他の国における登録商標です。
  • 同一セミナーを複数回受講された場合、2度目以降はPDUの申請はできません。

参加費(税込)

参加費用 61,560円(一般)/54,000円(会員)

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TEL:03-5378-9813
FAX:03-5378-9842
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