本セミナーは、PMP(r)向けのPDU発給の認定対象となっています。
PDU発給申請者は、13.5PDUを獲得できます。

CFD++:論理の設計とテストの技法:開発技術者向けNEW!
~3種の決定表(単適合、多重適合、拡張型)~
規模と複雑性が増大するとテスト量が膨大になり、人海戦術テストではコストパフォーマンスが著しく低下します。テスト量が膨大になる主な原因は、「①起こり得る条件の組合せ数」と「②考えられる条件の全組合せ数」のギャップにあります。CFD(Couse Flow Diagram)はこのような課題を解決するための技法として約20年前にスタートしました。仕様から論理を流れ図により抽出し、テスト用の決定表にまとめるという方式であるため、視認性に優れた技法として評価が定着してきています。
今回の「CFD++」の一つ目の「+」は①を確実にするため設計段階と連携する「検証指向設計」の実装技法であり、「単適合決定表」と「多重適合決定表」によって実現しました。もう一つの「+」は、制御の組合せとは別に、データフローにおける組合せを「拡張型決定表」により表現し、状態遷移やタイミングのテスト実装を実現する技法です。
当セミナーではこれらの新技法をいち早く紹介します。
この講座は、こんなことが学べます
- 要件定義の段階から、ビジネスルール(IT系)や制御ルール(組込系)を外部ルールとし決定表で表す技法を学べます。
- 設計段階では、流用するアルゴリズムやメソッドを内部ルールとし決定表で表す技法を学べます。
- 実装段階では、内部ルール、外部ルールと実体との対応に加え、実装時ルール(Over Flowなど)を表す技法を学べ
ます。 - テスト段階では、単体、結合、システムの各テストに、設計時の決定表をテスト用に拡張しテストケースを生成する技法を学べます。
- 決定表の書き方、意味などについては、丁寧な解説を行いますので、特別な知識を持たなくても参加できます。
プログラム
|
時 間 |
主 要 内 容 |
1日目 |
9:30~12:30 |
1. テストの課題と論理 |
13:30~17:30 |
3. 外部仕様:ビジネスルール他の定義 |
|
2日目 |
9:30~12:30 |
5. テスト設計と決定表 |
13:30~17:00 |
7. CFD++の実践 単体、結合テスト |
この講座は、こんな方が対象です
- ソフトウェア開発技術者、ソフトウェアテスト技術者、実践を望む生産技術や品質のエキスパート
この講座の講師をご紹介いたします (順不同、敬称略)
1972年 NEC入社。周辺装置のHW開発や初期の組込み開発を経験。汎用大型機のOS開発、開発支援システム、CADなどパッケージ開発、大規模システムの問題プロジェクト支援、社内の技術研修に従事。2002年 NECを早期退職し、コンサルタント業を始める。ソニー、ヤマハ、トヨタ、フェリカネットワークス、デンソー、富士写真、松下、サムスン電子(韓国)など多くの企業にコンサルと教育を提供し多くの現場を観察。1999年明治大学兼任講師、その後、東京理科大学を経て現在、法政大学講師。 ![]() 松尾谷 徹 |
富士通(株)入社以来、基本ソフトウェア開発、ソフトウェア検査、品質保証部の業務に従事。ソフトウェア品質担当部長、特許推進担当部長などを歴任後、北陸先端科学技術大学院大学IPオペレーションセンターチーフ客員教授、特任教授を経て現職。 ![]() 堀田 文明 |
セミナー申し込み
回数 | 日程 |
会場 |
申込 |
第1回 | 2013年9月9日(月)~10日(火) | 日科技連・東高円寺ビル |
セミナーの日程、開始・終了時刻、カリキュラム、会場は、都合により変更することがあります。
また、諸般の事情によりセミナーの開催を中止することがありますので、あらかじめご了承ください。
留意事項・備考
- 本コースは、PDU対象コース(13.5PDU)(カテゴリーA)です。
- 「PMI」、「PMP」、「Project Management Professional」および「PMBOK(R)ガイド」は、米国Project Management Institute, Inc. の米国その他の国における登録商標です。
参加費
参加費用 | 52,500円(一般)/47,250円(会員) |
関連セミナー
- 効果的な受け入れテストの設計と実践セミナー
- 2日でマスターするソフトウェアテスト
- 秋山浩一のソフトウェアテスト技法ドリルセミナー
- 秋山浩一の実践!直交表、All-pair法を用いた組合せテストと状態遷移テスト修得セミナー
- JSTQB認定ソフトウェアテスト技術者-Foundation Levelトレーニングコース
ツイート
問い合わせ先
教育推進部 第二課TEL:03-5378-9813
FAX:03-5378-9842
E-Mail:sqip@juse.or.jp